若手・女性人材を活躍に導く心理的安全性の高め方 ⑩ 

若手・女性人材を活躍に導く心理的安全性の高め方 ⑨の続きです。

健全な新陳代謝が大切 

 あらゆる分野で革新的な技術が生まれて、劇的な変化を遂げている現代の厳しい競争環境で生き抜いていくには、このような心理的安全性を高める風土を形成して、本音で話せる環境を整え、健全な新陳代謝を起こすことのメリットは計り知れないぐらい大きいと考えています。

 特に、自社の経営体質が古く「昭和的価値観」の風土により閉塞感を抱いている方などには、手遅れになる前に一度真剣に現状と向き合うことをお勧めします。自分自身や自分の会社はまだまだ大丈夫と思っている方ほど、私からするとすでに危険水域に達していることが多いので重ねて申し上げます。

 時代の変化の速さはこれからさ らに加速します。健全な新陳代謝が生存戦略の要として、必須の時代になるのです。

 今回は心理的安全性を高めるメリットについてでしたが、
次回は心理的安全性の環境を創り出し定着させる「心理的安全性リーダー」というテーマでお話ししたいと思います。 

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この記事を書いた人

28歳の時に保育園経営者として独立。
保育園時代は陰で「パワハラ大王」と呼ばれ、従業員との関係性やチームビルディングに苦しむ。そこから自分の在り方を変えるとともに、組織の心理的安全性を高める取り組みを進めた結果、劇的な組織風土の改善に成功する。

心理的安全性の仕組化を社内で構築して、会社のシステム化に成功。3年間で売り上げ5倍、従業員数3倍以上を心理的安全性を高めながら成功。その後会社を教育系上場企業に譲渡する。

現在は「本音で話せる」をテーマに、心理的安全性や組織風土改善の教育、指導を実践している。

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