若手・女性人材を活躍に導く心理的安全性の高め方 ③

若手・女性人材を活躍に導く心理的安全性の高め方①

若手・女性人材を活躍に導く心理的安全性の高め方②

の続きです。

「心理的安全性」を整える

 ①と②でお話いたしました、「上意下達」 と「同調圧力」。

 これら 2 つの状態があると上下と横からの圧によってがんじがらめになり、健全な新陳代謝を起こすことが難しくなります。

 健全な新陳代謝を起こす企業とそうでない企業では、近い将来圧倒的な競争力の差が起こります。

しかも競争力の変化のスピードは年々早くなり、あっという間に差が開くということが今後一層増えるでしょう。

 そのような事態を防ぐには健全な新陳代謝が必要ですが、そのために重要なのが組織風土に「心理的安全性」を整えることだと考えます。

 前置きが長くなりましたが、このコラムでは、心理的安全性の重要性と有効性だけでなく、どのように実践をして、自分の会社やチームの組織風土を心理的安全性の整った状態にするかをお伝えしていきます。

心理的安全性のある風土によって組織の健全な新陳代謝を促し、若手や女性人材の活躍を引き出したいとお考えの方に少しでもお役立ちできればと考えていま す。

 次回は、「心理的安全性を高めることで組織のデトックスを促す」をテーマにお話をします。

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この記事を書いた人

28歳の時に保育園経営者として独立。
保育園時代は陰で「パワハラ大王」と呼ばれ、従業員との関係性やチームビルディングに苦しむ。そこから自分の在り方を変えるとともに、組織の心理的安全性を高める取り組みを進めた結果、劇的な組織風土の改善に成功する。

心理的安全性の仕組化を社内で構築して、会社のシステム化に成功。3年間で売り上げ5倍、従業員数3倍以上を心理的安全性を高めながら成功。その後会社を教育系上場企業に譲渡する。

現在は「本音で話せる」をテーマに、心理的安全性や組織風土改善の教育、指導を実践している。

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